2015-05-03

08)社畜な私と、DQ10

ニートは卒業したが、ドラクエは卒業できずにいた。

2013年7月 札幌


札幌の家賃は安かった。
適当な派遣社畜となり、ドラクエを続けるには十分な収入を得ていた。


しかし、開始当初のような楽しさは感じられず、惰性で続けていた。


時はたち12月を迎え、ver2.0が始まり、そして年が明ける。


2014年2月 札幌

ドラクエ中心の生活に疲れを感じていた。
私は、引退できない自分を引退に追い込むことにした。

作戦を実行する。


まず、今使っているアカウントを処分した。


周りのフレンドには引退することを手紙で一方的に告げ、フレンド消去した。
心配してくれたフレンドには、今でも申し訳なく思っています。すいません。

引退したくても引退できない原因のひとつは、フレンドとの繋がりである。


一度アカウントを処分し、
新しいアカウントでオーガ♀で再度スタートすることにした。


・引退を引き止める要素その1 
  フレンドとの繋がり ◯これにより解決できた

・引退を引き止める要素その2 
  ドラクエが好き ×気になってやめれない


こうして引退を拒む要素をひとつづつ潰していけば引退できる。


完璧な作戦だった。オガコを選択したこと意外は。


実査には、意を決してアカウントを処分した効果はほとんどない。

オガコの育成が楽しくて、前よりプレイ時間が長くなっていった。