2015-04-27

02)ニートな私と、DQ10

私はドラクエに関わるかどうか、藤沢がハゲるくらい深く悩んでいたのである。


2012年7月、私は北海道の釧路にいた。


上記の写真は私が釧路で撮影したものである。
毎朝ホテルで目覚め、町並みを散歩する生活。


定年退職した初老のような豪華なニート生活を過ごしていた。


しかし、全投稿で紹介したように、私はわずかな貯蓄でホテルニートしていた。
もう財力パワーがほとんど残っていなかったのである。


ニートを卒業し、社畜に戻る時が近づいているのだ。


そのとき私は、人生最大の分かれ道をどう進むか決められずにいた。


 ・ドラクエ10を買うか。


 ・ドラクエ10をスルーし、穏便な社畜に戻るか。


ニートとオンラインゲームの組み合わせは、この世界で最も危険な組み合わせだ。

有り余る人生の時間を、こぼすことなく吸いつくすオンランゲーム。
少しでもそれに関われば、簡単には別れを切り出すことは出来ないだろう。


 「安全を考慮し、ドラクエ10をスルーするべき。」


これが、私が最初に出した結論だ。
人生は長い。社畜に戻る道が安全だった。